麻賀多神社例祭(麻賀多神社の獅子舞)


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麻賀多神社例祭に獅子舞を見に行ってきました。
私は境内の神楽殿で拝見したのですが、鳥居河岸でも奉納されているそうです。


麻賀多神社例祭(掲出されていたポスターには「祗園祭」とありました)
千葉県成田市台方1 (麻賀多神社)
毎年7月最終日曜日
9:50~奉納獅子舞
その後神輿渡御、山車の引き回し等



豊作祈願と悪魔払いの祭りで奉納される獅子舞です。




獅子舞がいつ頃から始まったのかは不明ですが、
一説では今から360年ほど前の寛永年間に伊勢の大神楽がこの地に伝えられたとされています。


雄獅子と雌獅子がいて、神楽殿で踊ります。

はじめは雄獅子。
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力強い動き。



はじめは何も持たずに踊ります。
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弊も鈴も刀もなしはちょっと珍しいんじゃないかな!

キレのある動き、ステキです。



次に弊を持って
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鈴を持って
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四つ足。
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胴幕の縞模様、配色は違えど伊勢太神楽のそれにそっくりじゃないですか?
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毛卍紋が入っていたり赤と緑になっていたりしますが、この地面と平行に入る縞は

伊勢の太神楽とそっくりじゃないですか

いかつい顔立ちとかも、それを彷彿とさせます。




次に雌獅子が登場。
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資料でビジュアルを見てからいちどこの目で拝見したいと思っていた念願の獅子舞。

実際目の当たりにすると予想以上に女性らしい獅子に大歓喜と相成りました。

めっっちゃかわいい。
なんだこれ!


雌もはじめは素手で、次に幣束をもって踊ります。
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静止画なんで伝わりませんが、後ろの介添人が獅子と同じステップで動きます。
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まあこれがかっこいいんで見て欲しい。



そして鈴。
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雌の獅子頭は雄に比べるとすっきりとしたシンプルな形。

ここではどうだかわかりませんが(聞けばよかった。聞いていません。)
「雄の方が派手なのは動物の多くがそうだから」ということもあるみたい。
どこで聞いたんだっけな…(不確かか





お行儀よく座った獅子の手踊。
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可憐。
愛らしい。
かわいい。




雌の四つ足。
maka12.jpg雄とはまた違ったデザインの胴幕です。

縞の入り方が違います。

タテガミも雄は獅子頭についているようですが、
雌の方は胴幕の方に広範囲についています。

キャラが立ってる。



最後に幕をあげた雌の踊りで獅子舞は終了です。
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獅子舞のあとに神輿の渡御。
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担ぐ前に神事が行われるのですが、その時にいらした裃と袴のお偉方(なんだろうと思う)の装束がたいへんステキだったので驚いた。
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と思ったら帽子の裏にこんな書付が。
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神社の備品てこと?
麻賀多神社、おしゃれですか!


袴についた紋は麻賀多神社の麻をモチーフにしたもの。



神輿が出て行ってしまうと境内はとても静かになります。
神輿のほかに、山車の引き回し等も行われますので、お好きな方にはこちらもおすすめです。



残念ながら今回は拝殿の建て替え工事のため拝観は叶わなかったのですが、ぐるっと散策はしてきました。



こちらは「日本で唯一」と言われている天日津久神をお祀りした天日津久神社。
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樹齢1300年と言われる大杉もあったりして
麻賀多神社は昨今パワースポットとして注目されているとかなんとか。

帰りがけに落し物をしてしまったのですがあっという間に見つかったので
零感、ノースピリチュアルな私でもご利益はあったようです。



ほかの「パワースポット」といわれる場所同様、たいへん涼しいというのは間違いない。
この日は小雨が降っていたので夏だというのに肌寒いくらいでした。







最後にどうでもいい話。
けっこういろんなところでいっているんですが「パワースポット=涼しいところ」説はこれからも強く訴えていきたいと思います。

花畑大鷲神社獅子舞

花畑大鷲神社獅子舞を(一部)だけ見てきました。
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花畑大鷲神社獅子舞
東京都足立区花畑7-15-1(花畑大鷲神社)
7月16日(毎年海の日 前日の日曜日) 
10:00~16:00ごろ








江戸時代中期に始まったといわれ、かつては酉の日の神事として行われていたものなんだそうです。

かつてこのあたりに大洪水があり、獅子舞の道具一式が大きな箱に入ったまま花又村に流れ着きました。見つけた村人がそれを拾って同村の福寿院に納めました。やがて村人は戸ヶ崎(埼玉県三郷市)に伝わる獅子舞を習い、鷲明神(大鷲神社)に奉納するようになったのが始まりです。足立区の公式HPより引用)

天下泰平・五穀豊穣・悪疫退散・雨乞いを祈願して行われる獅子舞です。



hnbt02.jpg大鷲神社、道路側。たくさん提灯が付いているのが特徴。
とってもわかりやすい!



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舞場のすぐそばに次第が掲出されています。

花畑の獅子舞
10:00 寺院(花畑6-15 福寿院)を出発して大鷲神社本殿前で岡崎の舞
11:05 四本柱庭内で弊掛の舞
11:35 四本柱庭内で橋渡の舞
13:00 四本柱庭内で弊掛の舞
13:25 四本柱庭内で花隠の舞
14:00 四本柱庭内で岡崎の舞
14:35 四本柱庭内で綱渡の舞
15:10 四本柱庭内で弊掛の舞
15:35 本殿前から福寿院まで道行(出入り)


今回まんまと出遅れて
私は14:00からの「岡崎の舞」から見学しました。
ぐぬぬ。


hnbt04.jpgここでは舞場を「四本柱」と呼んでいました。
四本の柱の上に草で葺いた屋根が乗っかているもの。
確かに、四本柱です。

花笠ちゃんたちはみんな子ども。
ちっちゃくて可愛い。

すぐそばにお母さんと思しき女性が付いていて団扇でずっと扇いであげてるのも微笑ましいもの。





hnbt09.jpgひまわりみたいな額飾りのついた獅子頭。

かっ…可愛い

飾りが金色のが大獅子
飾りが銀色なのが中獅子
飾りもヒゲもなくて頭に宝珠をつけているのがかか獅子といわれる雌獅子。


hnbt08.jpg演目ごとに休憩があって舞手さんがどんどん替わります。

若い方もけっこういたみたい。

手足の長い、背の高いプロポーションよい獅子がかっこいい。
踊りもみなさんたいへんキレキレでお上手。

知り合いに「花畑の獅子舞はいいぞ」と言われていた意味がわかる。
めっちゃわかる

なんで出遅れちゃったかな〜
自責自責〜(悔し血涙)
(こんどはちゃんと頭から見に来よう)



hnbt05.jpg綱渡の舞。
解説では「ここでしか見られない珍しい舞」と言われていたのですが

長崎神社の獅子舞の「帯舞」にそっっっっくり!
(帯舞は綱じゃないんだけど)

綱を確かめるように獅子が鼻先でつついたり




hnbt06.jpg引っ張ったり。



hnbt07.jpg押したり。

のしかかったり。


綱は画像左手に(写ってないんだけど)杭が打たれていて
そこから舞場を横切って長く伸びたものを10人くらいの人間がひっぱって張っています。

けっこう綱が広範囲で動くので観客は危ないよ!ってどかされます。
みんなちゃんと素直に聞きます。(当たり前だ)

hnbt10.jpg弊掛の舞。
きっと保存会の重鎮なのであろうおじいちゃんが泰然としていてステキでした。

みんなが気遣っている様子とかもステキでした。



次は初めから行きます。
長いけどこれはちゃんと見た方がいい。
いいに決まってる。

決意。


拙いお知らせでお粗末様でした。




交通
つくばエクスプレス 六町駅 東武バス花畑桑袋団地行き 大鷲神社下車

または

東武スカイツリーライン 谷塚駅 東武バス花畑桑袋団地行き 草加記念体育館下車 徒歩5分

厳正寺の水止舞

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厳正寺の水止舞に行ってきました。


厳正寺 水止舞
東京都大田区大森東3-7-27(嚴正寺)
毎年7月14日
13:00〜15:00









元亨元年(1321)年武蔵の国が大干ばつに見舞われたので
住職の第二世法蜜上人がワラで龍像を作って祈祷を捧げ、雨を降らせた。

2年後、今度は長雨が続き、田畑が流出。

長雨は2年前の雨乞いの祈祷のせいだと上人を恨む人が出てきた

上人は獅子の仮面を3つ作って「水止(しし)」と命名。
それを農民にかぶらせて舞わせ、太鼓を叩かせ、法螺貝を吹かせ、
龍神に雨がやむよう、「水止」の祈祷を捧げた

雨は止み、人々は感謝の舞として、「水止舞」を捧げるようになった。
(公式サイト参照)


上人様のご苦労がすさまじい!


このお祭は前半の「道行」と後半の「三匹獅子舞(水止舞)」の二部構成。

前半の道行はお寺から150mくらいのところにある大田区立大森東中学校の校門前から始まります。
藁で編んだしめ縄で巻きあげた雄雌二匹の龍神の中に
法螺貝を吹く者が1名ずつ入り、水をかけられながら「練りの道あけ」をするとのこと。
こちらの「水かけまつり」のほうが有名なのかも。


mizu2017_02.jpg水場。(っていうのかはわかりません)
こんなポイントが数mごとにあってじゃんじゃん水をかけていく。


参加者も観客も見境なしでビショビショ。
強者は合羽を着写真を撮りに行っていました。


mizu2017_03.jpgしめ縄の中で法螺貝を吹いていらっしゃる。水責め、自熱責め、人の行き交う埃責め。艱難辛苦が甚だしい。



mizu2017_04.jpg水浸しになる勇気がなかったので早々にお寺さんへ。人のいない舞台はこんな感じです。


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入り口の受付のところで前回のしめ縄を小分けにして配っていました。
お値段はなし。「お気持ちを」とのことでしたのでほんとに気持ちだけお渡ししてきた。
私が富豪なら1万円札ですがしょぼい平民なのでそうもいきません


mizu2017_06.jpgしばらくするとしめ縄巻きの方が運ばれてきます。
ゴロゴロ転がすのかと思ったら結構な人数で持ち上げて移動していました。

この日は炎天下でしたので地面が大変に熱い。
いく先々がしっかり濡れていないと灼熱になるようでたまに中の人の

「あっつ! あっつい! 熱い!」
という悲壮な声が聞こえます。

だよね。



mizu2017_07.jpg舞台の上まで上げられたしめ縄はとめてある細い縄(これが本体がちゃんと巻く様に縛ってるようでした)を鎌でざくざく切られてバラされます。



mizu2017_08.jpgバラされた縄は舞台の端をぐるっと囲うように配置されます。

このとき、すでに獅子がスタンバイ。
獅子3匹、花笠(ここでは花籠と言われているもよう)2人。
お囃子方は笛が5人、太鼓は獅子の腹のもの以外はありませんでした。


mizu2017_09.jpg雌獅子。配布されている資料では「赤い顔」となっているのですがどう見ても金ぴか。
幕が赤いです。
ツノなし、牙なし。まつげすごい。


mizu2017_10.jpg雄獅子。大獅子です。
こちらも資料には「黒い顔」となっているのですが赤く見えるぞ。
幕が紺色。
ツノはないように見えます。大きな牙あり。髭があり。



mizu2017_11.jpg若獅子。中獅子です。
こちらは資料のとおり黒い顔。
紺色の幕でツノはない…と思う。大きな牙あり、髭もあり。


次第は
『雌獅子の舞(女水止舞)』
初めての出会いが表現された『出羽の舞(大水止、若水止の舞)』
三匹が仲良く舞う『大若女、水止舞(トーヒャロ)』
『コホホーンの舞』この寺に施餓鬼があるとは夢しらず、遅く詣れば後世のさわり


休憩をはさんで

雌獅子を奪い合う『雌獅子隠しの舞』
仲良く3匹が踊る


となっておりました。(資料参照)



mizu2017_12.jpg舞台の幕にも獅子の装束にも鱗の文様。
徹底して龍神。



mizu2017_13.jpg若獅子が背中に挿しているいる団扇に「水止舞」の文字。
雌の幣束は雷を表している、との解説が入ります。


mizu2017_16.jpg大獅子の背中には何もなし
三匹獅子舞で幣束なしは珍しいですね。



mizu2017_14.jpgしめ縄が広げられたときにつけられた龍頭。

mizu2017_15.jpgこっちは反対側。


なんという趣深い面持ちか
どっちが雌でどっちが雄か聞いておけばよかった。



mizu2017_17.jpgここでは『コホホーンの舞』のときと『雌獅子隠し』のときに歌が入ります。
舞台の社殿側には笛と歌との方々がいらっしゃるのですが、お歌のときに扇子を見ているのを見つけました。



お願いしたら見せてくれたよ!ありがとうございます!

mizu2017_18.jpg歌詞が書いてある!節付きで!


mizu2017_19.jpg裏側も。



mizu2017_20.jpg仲良く3匹で舞う獅子。全体を通して飛んだり跳ねたり、素早く移動したりする所作はありません。



mizu2017_21.jpg社殿は前方にあるのですが、獅子たちは踊りながら全方向を向いてくれるので全く見えないハズレ位置はない模様。




mizu2017_22.jpg雌獅子隠し。「大獅子が雌獅子を花の宮に誘って隠す。それを若獅子が追っていくが追い出される」という解説がありました。



!!

大獅子が隠すのか〜!
これも初めてのパターンでした。
そりゃー喧嘩になるよね。



mizu2017_23.jpg最後は仲直りしてみんなで踊ります。



mizu2017_24.jpg演舞が終了して舞台を降りた獅子たちが、観客の頭を噛んでくれます。
「獅子に噛まれると1年間頭痛に悩まされない」というご利益があるとのこと。
もちろん噛んでもらう。

至近距離でお写真撮らせていただいた。
羽飾りで全然お顔が見えないね!
でも素敵!





◆交通案内◆
JR京浜東北線大森駅東口より、京急バス森ヶ崎行き、大森東五丁目行き、
あるいは羽田車庫行きで「大森警察」バス停下車、徒歩約6分
京浜急行大森町駅より、徒歩約8分

私は大森駅から歩きました。
駅から8分って近い!

西向天神社 例祭

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東新宿の西向天神社の例祭に鹿踊が出ると聞いて行ってきました。
はじめにお断りすると私自身、鹿踊については恥ずかしいほど勉強が足りておりません。
今回は「あんまりわからないけど興味のある人が見に行ったお祭りの記事」です。


なのでちゃんとした情報が欲しい場合には他にもブログなどにまとめていらっしゃる方がおりますのでそっちの方が断然良いです。ほんとに。


西向天神社例祭
2017年5月20日(土)
 里神楽10:00~18:00
 東京鹿踊・舞川鹿子踊(岩手県)18:00~19:30
5月21日(日)
 里神楽(終日)
東京都新宿区新宿6丁目21−1(西向天神社)



西向天神社は東京メトロ副都心線/都営大江戸線 東新宿駅のA2かA3出口から徒歩5分ほどのところにある神社。
初めて行くところだったので不安だったのですが

杞憂以外の何物でもない。

とてもわかりやすい。

新宿イーストサイドスクエアの階段上がってすぐ目の前にありました。
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仕事早めに切り上げて(働いた)17:30過ぎには東新宿駅に着いたのですが
すでに音が聞こえる。

うわあ、始まったちゃったか。
と思ったのですが音の主は里神楽。
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こっちも見たかったな。



しばらくすると、鳥居の外から鹿がやってきます。
鳥居の前で「鳥居ほめ
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お堂の前で「お堂ほめ
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「ほめ」っていい。



演舞は神楽殿の前で披露されました。

わー
いっぱいいるね。(三匹獅子舞とかに比べて)

壮観だね。(鹿)
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仲立(群のリーダー的存在。と理解している)の大口袴の裏。
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熊谷直実敦盛だそうです。

女鹿子には菊慈童が描かれているとのこと。(写真はないよ)

私のたいへん雑な理解は以下のとおり。
熊谷直実→元平家で源頼朝の御家人に転職した人。さらに出家もしちゃう。
平敦盛→笛が上手い。美少年。平清盛の甥っ子。
 →平家物語。物悲しい、もののふストーリー。
菊慈童→めっちゃ長生き。不老長寿バンザイ。
なるほど。(頭悪すぎか)

仲立が猛々しい武将のモチーフ、女鹿は吉祥のモチーフというのは雅。

MIYABI。

絵柄や色使いのようにデザインにおける「わかってもわからなくても楽しめる」部分ていうのはたいへん好きです。
もちろん自分はガッついて知りたがるんだけど、そこまで知らなくてもいいや、という人が知らないまんまでも楽しめるていうのはいいと思うんですよね。懐が深くて。


この日は「お堂ほめ」のあと、鹿踊体験のワークショップがあって
観客の中の有志が装束をつけたり踊ってみたりというのがあってけっこうほのぼのしたスタートでした。

ちびっこがフラフラしながら装束付けられているのを
おねいさんがたがキャーキャーいいながら写真撮りまくっていて
大人気でした。可愛かった。

「装束猛々しい+子どもかわいい」
というギャップ萌えみたいなもんかな、と思いました。

甘辛酸っぱいトムヤムクン美味い、みたいな。
(例えが下手すぎる)




そして始まる
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そうだった。鹿踊って跳ぶんだった。
まだ数回しか鹿踊は見たことがないのですが、その度に驚くのが跳躍。

跳ぶんだよ。
さすがに今回で脳髄に刻みました。

「鹿は跳ぶ」


ところで「650年前に落武者が伝えた」という言い伝えのある千葉県の三匹獅子舞(印西市八幡神社の獅子舞)も獅子が鹿だと言われているんだけど、跳びます。

「鹿は跳ぶ」



仲立の流し(背中の布の部分)に倶利伽羅剣と蓮。
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仏教寄りのモチーフに鹿踊の「鎮魂供養」の側面を思い出します。




激しく気になったわらじ。なにこの素材! ゴム? ウレタン?
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初めて見ました。(と思って以前撮った写真をよく見たらチラホラ履いている鹿と鬼がいた。)


ふつうの草鞋の鹿もいました。
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演舞のあとで聞いてみたら、ハイテクっぽい草鞋は
「ゴムわらじ」というもので鬼剣舞の人たちが履き始めたものらしいです。
岩手のお店で売っているものだとか。

グリップが効いて、手軽だし重宝されているそう。

へー。

ちなみにgoogleで検索しても1件しかヒットしませんでした。
これっぽい。


演目はメジシ隠しへ。
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この辺りから暗さで写真が全滅し始めます。


私の手元にはロバート・キャパの「ノルマンディー上陸作戦」よりも訳がわからない
ダメな写真しかないのでお伝えしづらいのですが

途中、一匹の鹿がビョンビョン踊り出てきてぐるぐると大きく旋回し
バチを地面に向けてそれを中心にしてぐるぐる回る
すこぶるかっこいい動きがあったのです。

こんなの。
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もう、伝わらないんでyoutubeとかで見て欲しい。



メジシのソロパート「海の門中(となか)」
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可憐。

群の中で一匹だけ角のないメジシ。
メジシが踊って歌う、静かな演目です。

「海の門中(となか)のおんまき鳥 波に揺られ 原が立ちそろ
 白鷺は立つと思えば立ちかねて 跡を濁さず 立てや白鷺 立てや白鷺」

て歌ってるんですって。

舞手の方は女性で、女声。お上手ですばらしかったです。




あっという間の演舞でした。
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ところで背中のササラ(白い長いの)は神籬だそうで
三匹獅子舞が腰によく差している幣束と同じ意味合いがあるそうです。

私はずっと鹿踊のこれが巨大なのは
「岩手は広いから神様が見つけやすいようにでっかくなった」
と思っていたのですが
(三匹獅子舞はけっこう神さまの近くでやるから見つけやすいのだと思っていた)

本当のところはどうなんでしょうか。

機会があったら有識者に問うてみたいと思います。

長崎獅子舞

珍しく千葉を出て、東京都内の獅子舞に行ってきました。

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長崎獅子舞
東京都豊島区長崎1-9-4(長崎神社)
2017年5月14日(日曜日)

9:00  長崎獅子舞 道行き
10:30〜11:00 冨士元囃子と寿獅子 豊島区指定無形民俗文化財 冨士元囃子連中
11:00 祭礼式典
11:20〜 長崎獅子舞 ふんごみ
11:30〜13:00 五若囃子 五若会
13:30〜14:00 和太鼓 東京都立 千早高等学校
14:00 長崎獅子舞 帯舞(おびまい)
14:20〜14:40 獅子舞体験(写真撮影・舞体験など)
14:40〜15:10 長崎獅子舞 花巡り舞(はなめぐりまい)
15:10〜15:30 奉納落語『獅子の涙』 作・演 三遊亭吉窓
15:30〜16:30 かっぽれ 玉すだれ 竹の会
16:30〜17:00 長崎獅子舞 笹舞(ささまい)
17:15〜 長崎獅子舞 幕掛舞(まくがかりまい)
※スケジュールは当日配布された資料より





今回は午前中の獅子行列には参加せず、午後の「帯舞」から見学。

公式サイト(?)に「日本でここにしか存在しない袴姿の獅子舞です」とあるように、華やかな盛装とボリューム満点の獅子頭(とくに羽飾りすっごい)が特徴の獅子舞。

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元禄年間(1688年~1703年)から伝承されているものだそうです。
一時中断してしまったら悪疫が流行、獅子舞の復活で悪疫がおさまったという
言い伝えがある霊験あらたかな獅子舞。



展示されていたかつての装束
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「天保10年(1839)には油屋三右衛門という豪商の口利きで尾張公の上覧を仰ぎ葵御紋の高張提灯を賜わった」ということで盛装するようになったそう。
さすが、お殿様の前ではおめかしするのですね。もとはたっつけ袴で踊られていたというお話でした。


帯舞(おびまい)
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帯状の布を悪疫に見立ててやっつける、太夫(大獅子)の舞。
角でつついたり噛みついたりして弱らせた悪疫を、最後は飲み込んでしまいます。
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14:20〜14:40の獅子舞体験では獅子たちと一緒に写真が撮れるということで小さな子ども連れの家族が中心に賑わっていました。





花巡り舞(はなめぐりまい)
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花笠たちが中央に集まって花畑を作ります。




そこを獅子たちが行ったり来たり
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しているうちに女獅子が隠されてしまいます。たいへん!
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慌てて荒れ狂う男獅子たち。




そうこうしているうちに中獅子が女獅子を見つけ、花畑から連れ出します。
それに気づいた大獅子がへそを曲げ、
演目は女獅子争いへと変化します。
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ここの女獅子争い、どうやって勝負しているのかよくわかりません。(勉強不足)
このフォーメーションはかっこよかった。




この演目が終わると、奉納落語『獅子の涙』(三遊亭吉窓による創作落語。長崎獅子舞の逸話をもとにしています)→かっぽれ、玉すだれと余興が入り
16:30ころから再び長崎獅子舞が始まります。




笹舞(ささまい)
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先ほど帯舞で悪疫を帯に見立てて祓うものが披露されましたが、こんどは笹を悪疫に見立てているそうです。




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笹をばくばく。




さて今更ですが「ふんごみ」
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これは各演目ごとに披露されていたもので、配布資料には「獅子舞入門、基本形の踊り」と記載されています。
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中央のおんべ(幣束と笹のついた棒)を中心にしてぐるぐる回る獅子たち。
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かっこいいねー





幕掛舞(まくがかりまい)
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ぐるぐると縄のようにねじった幕が見立てられた悪疫。




獅子はつついたり噛んだり、体当たりしたりしていきます。
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本物の幕は文化財だそうで使用できないので白い布なんだって。
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大獅子も。


披露されるのは実に20年ぶりだそうで、見られてよかった…。来てよかった……。
激しい演目なので獅子頭も布も傷むものだというお話でした。





すべての演目が終了し、拍手の中、社務所の方へ帰っていく獅子たちご一行。
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そして私の大好きだったこの動き。
nagasaki2017_19.jpg「ふんごみ」で見られた動き。

美しい。

グッとくる。






西武池袋線 椎名町駅北口から徒歩30秒。徒歩30秒!
街中で駅前なので、飢え・渇き・トイレの心配はまったくないという夢のような立地条件です。さらに会場にはパイプ椅子が用意されているので足腰に自信がない人でも大丈夫。
さらに演目には丁寧でわかりやすい解説がつき、配布資料もあるなんてどんだけ至れり尽くせりか。
観客ははじめは多いものの段々と少なくなってきます。
もちろん、最後までいるべき。







当日配布されていた資料。
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当日は羽飾りで隠れてしまってあまりよく見えない獅子頭もばっちりチェックできます。




何はともあれこの女獅子の顔よ。
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顔よ。(かわいい)
プロフィール

ノギ

Author:ノギ
獅子舞が好きな千葉県民。

ふりうやかい
http://huriuyakai.web.fc2.com

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