玉の内の獅子舞

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もう2ヶ月も前になるのですが玉の内の獅子舞に行ってきました。

玉の内の風祭獅子舞
毎年8月 第2土曜日(2017年は8月12日)
13:00 下庭場:東京都西多摩郡日の出町大久野8748(三島神社)
15:00 上庭場:東京都西多摩郡日の出町大久野7796(原嶋氏宅前広場)
17:30 中庭場:東京都西多摩郡日の出町大久野8405(玉の内会館)



三箇所の位置関係はこちら。
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玉の内の風祭獅子舞は『玉の内の獅子舞』として平成 2年(1990) に町の無形民俗文化財(民俗芸能)に指定されました。

この獅子舞は雨乞獅子とも呼ばれ、かつては雨乞いなどにも奉納されていたそうです。
そのせいか、お祭りの日は雨に降られることが多いといわれています。

獅子舞に関して記された古文書の類は、残念ながら明治15 年(1882) の大久野焼けで焼失。
幸いなことに獅子頭が3組残存、 内2組に銘があり、
1組には文化7年(1810) と判断できる墨書が確認できるそうです。
装束入箱の蓋裏書に弘化3年(1846) 、文久2年(1862) の年号があるとのこと。



私は時間の都合がつかず15:00からの原嶋氏宅広場(上庭場)だけを見に行きました。

「落合」バス停で下車、歩いて上庭場まで向かっている最中道行に遭遇。
tamano_02.jpgやった!




個人のお宅の庭なんですが、一般の見学者も見学可能です。
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「布団張(ふとんばり)」
「七道(しちどう)」
「花掛(はながかり)」
「太刀掛(たちがかり)」
「竿掛(さおがかり)」
「神切(しんぎり)」
「神立(かんだち)」
の7つの演目があるとのことですが、上庭場では「花掛」と「竿掛」が披露されます。




舞場に入場する獅子と花笠。
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幕に大きく描かれた牡丹が渋くてかっこいい。
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所作の名称はわかりませんが三匹が輪になってお辞儀をするように頭を下げてからの素早く振り上げるのが良いので見てほしい。
tamano_06.jpgなのに静止画。
伝わらない!

心の目で見て!
もしくは動画を検索して!





小休止のときに登場するでっかい団扇。
会場の笑いを誘っていました。
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「花掛」
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「花見の獅子」とか。
吉野で花見をしているところ、だそう。



獅子の渋い藍の装束
きらびやかな獅子頭
花笠の華やかな暖色
周囲の木々の緑
多少天気が悪かろうが充分な光量が確保できる8月の日中
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たいへんフォトジェニック。
私程度のポンコツカメラユーザー(生意気にもカメラはポンコツではない)でもけっこう撮れる。

たーのしー!
獅子舞かっこいー!
(プレゼン)
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捻れ角の男獅子「キリ
雨の神さま
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女獅子の「雌獅子」(手前)
雲の神さま
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棒角の男獅子の「オオダイ
日の神さま
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いずれも唐獅子タイプの面持ちですが、昔は龍頭型だったこともあるようす。


「竿掛」
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悪魔除けの舞。会場では「雌獅子争い」と紹介されていました。


「布団張」「七道」「花掛」「竿掛」「太刀掛」は檜原村から伝わったものだそうです。
またしても檜原村……。

檜原村すげー。



途中竿が折れるハプニングも。
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!!!
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あまりにキレイに折れたのでそういうもんかと思ったら違うそうです。


でもそのあとももちろん舞は続きます。
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ところで会場で見たこの団扇。
tamano_19.jpgわーほしい。
何名かお持ちの方がいらしたのですがちょっとビビって聞けなった。悔やみ。
かわいい。

次行ったらどうやって入手したのかぜったい聞く



演目が終了すると次の会場に向けて移動。
手前の万灯二基はクルクル回されたり上下に振られたりしていました。
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グッとくる。
後ろのお囃子荷車もグッとくる。



私はここで撤収したのですがここからも会場を玉の内会館に移して獅子舞は続きます。





交通
私はJR福生駅からバスで落合まで行きましたが、会場によってはけっこう距離があるのでタクシーの利用もありだと思いました。バスなら「日の出折返場」とか「武蔵五日市駅」行き。
会場まで確実に行きたい派→タクシー
会場までフラフラしながらあわよくば道中に出くわしたい派→バスと徒歩
気分や目的で選んだらいいんじゃないか。



今回は親切な御仁に教えていただいて知ったものだったのですが

いっやー

行ってよかった。
ほんとに。
自宅からだと軽く片道3時間かかるんですがそれでも行ったほうがいいよ。
福生までの電車はボタンであくドアもあるよ!

次はちゃんと13:00に間に合うように行こう。



その節はありがとうございました。

花畑大鷲神社獅子舞

花畑大鷲神社獅子舞を(一部)だけ見てきました。
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花畑大鷲神社獅子舞
東京都足立区花畑7-15-1(花畑大鷲神社)
7月16日(毎年海の日 前日の日曜日) 
10:00~16:00ごろ








江戸時代中期に始まったといわれ、かつては酉の日の神事として行われていたものなんだそうです。

かつてこのあたりに大洪水があり、獅子舞の道具一式が大きな箱に入ったまま花又村に流れ着きました。見つけた村人がそれを拾って同村の福寿院に納めました。やがて村人は戸ヶ崎(埼玉県三郷市)に伝わる獅子舞を習い、鷲明神(大鷲神社)に奉納するようになったのが始まりです。足立区の公式HPより引用)

天下泰平・五穀豊穣・悪疫退散・雨乞いを祈願して行われる獅子舞です。



hnbt02.jpg大鷲神社、道路側。たくさん提灯が付いているのが特徴。
とってもわかりやすい!



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舞場のすぐそばに次第が掲出されています。

花畑の獅子舞
10:00 寺院(花畑6-15 福寿院)を出発して大鷲神社本殿前で岡崎の舞
11:05 四本柱庭内で弊掛の舞
11:35 四本柱庭内で橋渡の舞
13:00 四本柱庭内で弊掛の舞
13:25 四本柱庭内で花隠の舞
14:00 四本柱庭内で岡崎の舞
14:35 四本柱庭内で綱渡の舞
15:10 四本柱庭内で弊掛の舞
15:35 本殿前から福寿院まで道行(出入り)


今回まんまと出遅れて
私は14:00からの「岡崎の舞」から見学しました。
ぐぬぬ。


hnbt04.jpgここでは舞場を「四本柱」と呼んでいました。
四本の柱の上に草で葺いた屋根が乗っかているもの。
確かに、四本柱です。

花笠ちゃんたちはみんな子ども。
ちっちゃくて可愛い。

すぐそばにお母さんと思しき女性が付いていて団扇でずっと扇いであげてるのも微笑ましいもの。





hnbt09.jpgひまわりみたいな額飾りのついた獅子頭。

かっ…可愛い

飾りが金色のが大獅子
飾りが銀色なのが中獅子
飾りもヒゲもなくて頭に宝珠をつけているのがかか獅子といわれる雌獅子。


hnbt08.jpg演目ごとに休憩があって舞手さんがどんどん替わります。

若い方もけっこういたみたい。

手足の長い、背の高いプロポーションよい獅子がかっこいい。
踊りもみなさんたいへんキレキレでお上手。

知り合いに「花畑の獅子舞はいいぞ」と言われていた意味がわかる。
めっちゃわかる

なんで出遅れちゃったかな〜
自責自責〜(悔し血涙)
(こんどはちゃんと頭から見に来よう)



hnbt05.jpg綱渡の舞。
解説では「ここでしか見られない珍しい舞」と言われていたのですが

長崎神社の獅子舞の「帯舞」にそっっっっくり!
(帯舞は綱じゃないんだけど)

綱を確かめるように獅子が鼻先でつついたり




hnbt06.jpg引っ張ったり。



hnbt07.jpg押したり。

のしかかったり。


綱は画像左手に(写ってないんだけど)杭が打たれていて
そこから舞場を横切って長く伸びたものを10人くらいの人間がひっぱって張っています。

けっこう綱が広範囲で動くので観客は危ないよ!ってどかされます。
みんなちゃんと素直に聞きます。(当たり前だ)

hnbt10.jpg弊掛の舞。
きっと保存会の重鎮なのであろうおじいちゃんが泰然としていてステキでした。

みんなが気遣っている様子とかもステキでした。



次は初めから行きます。
長いけどこれはちゃんと見た方がいい。
いいに決まってる。

決意。


拙いお知らせでお粗末様でした。




交通
つくばエクスプレス 六町駅 東武バス花畑桑袋団地行き 大鷲神社下車

または

東武スカイツリーライン 谷塚駅 東武バス花畑桑袋団地行き 草加記念体育館下車 徒歩5分

厳正寺の水止舞

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厳正寺の水止舞に行ってきました。


厳正寺 水止舞
東京都大田区大森東3-7-27(嚴正寺)
毎年7月14日
13:00〜15:00









元亨元年(1321)年武蔵の国が大干ばつに見舞われたので
住職の第二世法蜜上人がワラで龍像を作って祈祷を捧げ、雨を降らせた。

2年後、今度は長雨が続き、田畑が流出。

長雨は2年前の雨乞いの祈祷のせいだと上人を恨む人が出てきた

上人は獅子の仮面を3つ作って「水止(しし)」と命名。
それを農民にかぶらせて舞わせ、太鼓を叩かせ、法螺貝を吹かせ、
龍神に雨がやむよう、「水止」の祈祷を捧げた

雨は止み、人々は感謝の舞として、「水止舞」を捧げるようになった。
(公式サイト参照)


上人様のご苦労がすさまじい!


このお祭は前半の「道行」と後半の「三匹獅子舞(水止舞)」の二部構成。

前半の道行はお寺から150mくらいのところにある大田区立大森東中学校の校門前から始まります。
藁で編んだしめ縄で巻きあげた雄雌二匹の龍神の中に
法螺貝を吹く者が1名ずつ入り、水をかけられながら「練りの道あけ」をするとのこと。
こちらの「水かけまつり」のほうが有名なのかも。


mizu2017_02.jpg水場。(っていうのかはわかりません)
こんなポイントが数mごとにあってじゃんじゃん水をかけていく。


参加者も観客も見境なしでビショビショ。
強者は合羽を着写真を撮りに行っていました。


mizu2017_03.jpgしめ縄の中で法螺貝を吹いていらっしゃる。水責め、自熱責め、人の行き交う埃責め。艱難辛苦が甚だしい。



mizu2017_04.jpg水浸しになる勇気がなかったので早々にお寺さんへ。人のいない舞台はこんな感じです。


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入り口の受付のところで前回のしめ縄を小分けにして配っていました。
お値段はなし。「お気持ちを」とのことでしたのでほんとに気持ちだけお渡ししてきた。
私が富豪なら1万円札ですがしょぼい平民なのでそうもいきません


mizu2017_06.jpgしばらくするとしめ縄巻きの方が運ばれてきます。
ゴロゴロ転がすのかと思ったら結構な人数で持ち上げて移動していました。

この日は炎天下でしたので地面が大変に熱い。
いく先々がしっかり濡れていないと灼熱になるようでたまに中の人の

「あっつ! あっつい! 熱い!」
という悲壮な声が聞こえます。

だよね。



mizu2017_07.jpg舞台の上まで上げられたしめ縄はとめてある細い縄(これが本体がちゃんと巻く様に縛ってるようでした)を鎌でざくざく切られてバラされます。



mizu2017_08.jpgバラされた縄は舞台の端をぐるっと囲うように配置されます。

このとき、すでに獅子がスタンバイ。
獅子3匹、花笠(ここでは花籠と言われているもよう)2人。
お囃子方は笛が5人、太鼓は獅子の腹のもの以外はありませんでした。


mizu2017_09.jpg雌獅子。配布されている資料では「赤い顔」となっているのですがどう見ても金ぴか。
幕が赤いです。
ツノなし、牙なし。まつげすごい。


mizu2017_10.jpg雄獅子。大獅子です。
こちらも資料には「黒い顔」となっているのですが赤く見えるぞ。
幕が紺色。
ツノはないように見えます。大きな牙あり。髭があり。



mizu2017_11.jpg若獅子。中獅子です。
こちらは資料のとおり黒い顔。
紺色の幕でツノはない…と思う。大きな牙あり、髭もあり。


次第は
『雌獅子の舞(女水止舞)』
初めての出会いが表現された『出羽の舞(大水止、若水止の舞)』
三匹が仲良く舞う『大若女、水止舞(トーヒャロ)』
『コホホーンの舞』この寺に施餓鬼があるとは夢しらず、遅く詣れば後世のさわり


休憩をはさんで

雌獅子を奪い合う『雌獅子隠しの舞』
仲良く3匹が踊る


となっておりました。(資料参照)



mizu2017_12.jpg舞台の幕にも獅子の装束にも鱗の文様。
徹底して龍神。



mizu2017_13.jpg若獅子が背中に挿しているいる団扇に「水止舞」の文字。
雌の幣束は雷を表している、との解説が入ります。


mizu2017_16.jpg大獅子の背中には何もなし
三匹獅子舞で幣束なしは珍しいですね。



mizu2017_14.jpgしめ縄が広げられたときにつけられた龍頭。

mizu2017_15.jpgこっちは反対側。


なんという趣深い面持ちか
どっちが雌でどっちが雄か聞いておけばよかった。



mizu2017_17.jpgここでは『コホホーンの舞』のときと『雌獅子隠し』のときに歌が入ります。
舞台の社殿側には笛と歌との方々がいらっしゃるのですが、お歌のときに扇子を見ているのを見つけました。



お願いしたら見せてくれたよ!ありがとうございます!

mizu2017_18.jpg歌詞が書いてある!節付きで!


mizu2017_19.jpg裏側も。



mizu2017_20.jpg仲良く3匹で舞う獅子。全体を通して飛んだり跳ねたり、素早く移動したりする所作はありません。



mizu2017_21.jpg社殿は前方にあるのですが、獅子たちは踊りながら全方向を向いてくれるので全く見えないハズレ位置はない模様。




mizu2017_22.jpg雌獅子隠し。「大獅子が雌獅子を花の宮に誘って隠す。それを若獅子が追っていくが追い出される」という解説がありました。



!!

大獅子が隠すのか〜!
これも初めてのパターンでした。
そりゃー喧嘩になるよね。



mizu2017_23.jpg最後は仲直りしてみんなで踊ります。



mizu2017_24.jpg演舞が終了して舞台を降りた獅子たちが、観客の頭を噛んでくれます。
「獅子に噛まれると1年間頭痛に悩まされない」というご利益があるとのこと。
もちろん噛んでもらう。

至近距離でお写真撮らせていただいた。
羽飾りで全然お顔が見えないね!
でも素敵!





◆交通案内◆
JR京浜東北線大森駅東口より、京急バス森ヶ崎行き、大森東五丁目行き、
あるいは羽田車庫行きで「大森警察」バス停下車、徒歩約6分
京浜急行大森町駅より、徒歩約8分

私は大森駅から歩きました。
駅から8分って近い!

長崎獅子舞

珍しく千葉を出て、東京都内の獅子舞に行ってきました。

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長崎獅子舞
東京都豊島区長崎1-9-4(長崎神社)
2017年5月14日(日曜日)

9:00  長崎獅子舞 道行き
10:30〜11:00 冨士元囃子と寿獅子 豊島区指定無形民俗文化財 冨士元囃子連中
11:00 祭礼式典
11:20〜 長崎獅子舞 ふんごみ
11:30〜13:00 五若囃子 五若会
13:30〜14:00 和太鼓 東京都立 千早高等学校
14:00 長崎獅子舞 帯舞(おびまい)
14:20〜14:40 獅子舞体験(写真撮影・舞体験など)
14:40〜15:10 長崎獅子舞 花巡り舞(はなめぐりまい)
15:10〜15:30 奉納落語『獅子の涙』 作・演 三遊亭吉窓
15:30〜16:30 かっぽれ 玉すだれ 竹の会
16:30〜17:00 長崎獅子舞 笹舞(ささまい)
17:15〜 長崎獅子舞 幕掛舞(まくがかりまい)
※スケジュールは当日配布された資料より





今回は午前中の獅子行列には参加せず、午後の「帯舞」から見学。

公式サイト(?)に「日本でここにしか存在しない袴姿の獅子舞です」とあるように、華やかな盛装とボリューム満点の獅子頭(とくに羽飾りすっごい)が特徴の獅子舞。

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元禄年間(1688年~1703年)から伝承されているものだそうです。
一時中断してしまったら悪疫が流行、獅子舞の復活で悪疫がおさまったという
言い伝えがある霊験あらたかな獅子舞。



展示されていたかつての装束
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「天保10年(1839)には油屋三右衛門という豪商の口利きで尾張公の上覧を仰ぎ葵御紋の高張提灯を賜わった」ということで盛装するようになったそう。
さすが、お殿様の前ではおめかしするのですね。もとはたっつけ袴で踊られていたというお話でした。


帯舞(おびまい)
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帯状の布を悪疫に見立ててやっつける、太夫(大獅子)の舞。
角でつついたり噛みついたりして弱らせた悪疫を、最後は飲み込んでしまいます。
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14:20〜14:40の獅子舞体験では獅子たちと一緒に写真が撮れるということで小さな子ども連れの家族が中心に賑わっていました。





花巡り舞(はなめぐりまい)
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花笠たちが中央に集まって花畑を作ります。




そこを獅子たちが行ったり来たり
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しているうちに女獅子が隠されてしまいます。たいへん!
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慌てて荒れ狂う男獅子たち。




そうこうしているうちに中獅子が女獅子を見つけ、花畑から連れ出します。
それに気づいた大獅子がへそを曲げ、
演目は女獅子争いへと変化します。
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ここの女獅子争い、どうやって勝負しているのかよくわかりません。(勉強不足)
このフォーメーションはかっこよかった。




この演目が終わると、奉納落語『獅子の涙』(三遊亭吉窓による創作落語。長崎獅子舞の逸話をもとにしています)→かっぽれ、玉すだれと余興が入り
16:30ころから再び長崎獅子舞が始まります。




笹舞(ささまい)
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先ほど帯舞で悪疫を帯に見立てて祓うものが披露されましたが、こんどは笹を悪疫に見立てているそうです。




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笹をばくばく。




さて今更ですが「ふんごみ」
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これは各演目ごとに披露されていたもので、配布資料には「獅子舞入門、基本形の踊り」と記載されています。
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中央のおんべ(幣束と笹のついた棒)を中心にしてぐるぐる回る獅子たち。
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かっこいいねー





幕掛舞(まくがかりまい)
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ぐるぐると縄のようにねじった幕が見立てられた悪疫。




獅子はつついたり噛んだり、体当たりしたりしていきます。
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本物の幕は文化財だそうで使用できないので白い布なんだって。
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大獅子も。


披露されるのは実に20年ぶりだそうで、見られてよかった…。来てよかった……。
激しい演目なので獅子頭も布も傷むものだというお話でした。





すべての演目が終了し、拍手の中、社務所の方へ帰っていく獅子たちご一行。
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そして私の大好きだったこの動き。
nagasaki2017_19.jpg「ふんごみ」で見られた動き。

美しい。

グッとくる。






西武池袋線 椎名町駅北口から徒歩30秒。徒歩30秒!
街中で駅前なので、飢え・渇き・トイレの心配はまったくないという夢のような立地条件です。さらに会場にはパイプ椅子が用意されているので足腰に自信がない人でも大丈夫。
さらに演目には丁寧でわかりやすい解説がつき、配布資料もあるなんてどんだけ至れり尽くせりか。
観客ははじめは多いものの段々と少なくなってきます。
もちろん、最後までいるべき。







当日配布されていた資料。
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当日は羽飾りで隠れてしまってあまりよく見えない獅子頭もばっちりチェックできます。




何はともあれこの女獅子の顔よ。
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顔よ。(かわいい)

平岡鳥見神社の獅子舞 2017

2013年2014年に行ってきました平岡鳥見神社の獅子舞
今年は3年ぶりです。

3年か。
早いなあ。
このブログの一番最初に記事にした獅子舞。
祖母の家の近くということも手伝って勝手に思い入れの深い獅子舞です。


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平岡鳥見神社の獅子舞
千葉県印西市平岡 (鳥見神社)
例年5月3日 13:00〜(神事)



前回見たときから獅子頭が新しくなったと知って(Twitter)ソワソワしてて
今年こそは!と意気込んで、晴れて念願叶った次第です。




あいかわらず装束がとにかく好み。
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袴、かっこいい
背中の帯、かっこいい



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平岡の獅子舞、雌獅子がすごく姫っぽい印象。
装束の色合いとか、立ち位置とか。



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演目は例年と変わらず
1.ボッコミ
2.初の舞(カカ)
3.二の舞(カカ)
4.舞出し(セナ)
5.初の舞(セナ)
6.二の舞(セナ)
7.舞出し(ジジ)
8.初の舞(ジジ)
9.二の舞(ジジ)
10.弓くぐり(ジジ)
11.眠りの舞
12.大廻りの舞
13.勇み三角の舞
14.蚯蚓拾いの舞
15.喧嘩の舞
16.仲三角の舞
17.喧嘩の舞
18.仲直り三角の舞
19.大廻りの舞
20.籤の舞


でした。
だったはず。
きっと。(不確かか。)



では今回の目的、獅子頭の観察です。

ジジ(親獅子)
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赤・黒・金の捻れた角と牙
口元にはヒゲ
「老」を示す白い飾り羽がどっさり。


以前のジジ。
hiraoka2017_06.jpg角やヒゲは変わりませんが、白い飾り羽はそんなに多くありませんでした。



セナ(子獅子。「セナ」は地域の言葉で「長男」を示すもの)
hiraoka2017_07.jpgまっすぐな角の間に縄が渡されています。

以前は細い皮のベルトでした。
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見えづらいけどジジの角も以前は皮のベルトがわたされていました。
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カカ(母獅子)
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雌獅子は修繕だけなのかな?
角、牙なし。
短めの飾り羽には茶色いものが混ざっています。



当日の次第は
初の舞(初心者が舞う)
 小休憩、子どもにお菓子が配られる
記念撮影
二の舞(経験者が舞う)
巫女舞
餅まき


↑この順番も以前見に行ったときは初の舞→巫女舞→二の舞でしたが変わったようです。
年によって違うのかも。
未確認。

初の舞の舞手さん(平岡では舞人[まいじん]と言われます)は
三兄弟だそう。
イイねー。
記念撮影のときにはご両親と並んで写真をバシャバシャ撮られていました。
まるでアイドルの撮影会のように!


経験者が舞う「二の舞」はさすが経験者、安定の迫力。

解説では「いっちょがえし」と言われていたんですが、「初の舞」に比べて短めの構成になっているそうです。

hiraoka2017_11.jpgセナの舞出し。
腰が落ちて
足が開いて
腕が伸びてるのは
かっこいい。

素人目ですが、こういう決めポーズは嬉しい。



弓くぐり
hiraoka2017_12.jpg腕をいっぱいに伸ばして弓を引く(っていうのか?)のが
かっこいいと思うんだ!



(みんな大好き)眠りの舞の準備。
hiraoka2017_13.jpgお手伝いの少年がゴザを敷きにきます。

たぶん、この子は以前見たときはもっと小さかった子。
背が随分伸びてたり、顔つきが大人っぽくなっていたりして
ほんと親戚でもなんでもないのにグッときました。


大人の方々が「もっと後ろ」とか「もっと前」
とか助言をしていたのですが、
「それじゃあ起きた時に雌獅子と目が合わないよ」
という言葉がかけられていました。

起きたときに目が合う。



起きたときに目が合う。



こりゃあドラマチックだぜ。
いいこと聞いた。



起きた。
hiraoka2017_14.jpg(これは初の舞のジジ)

私と目が合った。(ような気がした)





今回は二の舞の途中で離脱してしまったので
楽しい餅まきは参加できませんでした。残念。

ここの餅まき、すっごい量をまいてくれるのでものすごく白熱するのですが、残念。





最後にほんとどうでもいいことなのかもしれないのですが、
楽人さんの、この笛の差し方が可愛らしいので共有したいです。
hiraoka2017_15.jpg
首が押されるから? ちょっと猫背になるんだよね。

笛界ではメジャーな持ち方なのでしょうか。

博識な方、お待ちしております。





久しぶりだから忘れていただけなのか見物人もカメラマンも
こんなだったっけ?
と思うほどのたくさんの人出。

愛されてる〜。

プロフィール

ノギ

Author:ノギ
獅子舞が好きな千葉県民。

ふりうやかい
http://huriuyakai.web.fc2.com

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