鬼来迎

鬼来迎に行ってきました。




鬼来迎(国指定重要無形民俗文化財)
毎年8月16日
広済寺(横芝光町虫生483)
午後3時ころ(施餓鬼供養終了後)から1時間強
問い合わせ 社会文化課生涯学習班(0479-84-1358)



鬼来迎(鬼舞とも)は、千葉県山武郡横芝光町虫生の広済寺に伝わる、地獄の様相と菩薩の救いを仮面狂言にした日本唯一の民俗芸能である。1975年(昭和50年)の文化財保護法の改正によって制定された重要無形民俗文化財の第1回の指定を受けた[wikipediaより]

なんやかんや、後述しますが長い道のりの末、広済寺にやってきました。
14:30頃に着いたのですが、もうけっこうな人出です。

前方には椅子もありますが、私は立ち見でした。
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15:40過ぎ待ちわびた地獄劇が始まります!

■虫封じ
赤ちゃんを鬼婆が泣かせるイベント。
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小さすぎてよくわからない子、鬼婆の「ウオー」の声で泣き出す子、抱かれる前から泣いている子、泣きながら鬼婆につかみかかる子、といろいろ。微笑ましい。
ものすごい盛り上がってました。

赤子、かわいい。

これが終わると本編が始まります。


■大序
亡者の生前の罪を判じる場面です。
閻魔大王
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倶生神
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鬼婆も出てきます。
真ん中の的のようなものはなんと浄玻璃の鏡です。
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■賽の河原
赤鬼と黒鬼が賽の河原で子ども亡者を折檻しています。
ホッホッホー。(鬼のかけ声)
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そこへ地蔵菩薩が現れて子どもたちを救っていきます。
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■釜入れ
亡者が釜でぐらぐら煮られています。
たまにちょこっと引っ張りあげて茹で加減を見る鬼ズ。
ホッホッホー。(鬼のかけ声)
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■死出の山
死出の山へ追い上げられたり大石で押しつぶされたりする亡者。
ホッホッホー。(鬼のかけ声)

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亡者の後ろにちょこっと見える枕のようなものが大石。
ホッホッホー。(鬼のかけ声)

そして現れる観音菩薩。ご威光で亡者を救います。
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亡者がいなくなって悔しがる鬼たち。
ここで赤鬼と鬼婆は退場します。

卒塔婆を引っこ抜き「さては成仏いたせしか」と黒鬼。
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以上でした。
元々はもっとあったようですが近年ではこの4段のみの公開だそうです。
国指定重要無形文化財とは言っても観光客向けの妙な媚のない、とてもシンプルな地獄劇。
この!媚びない感じ!
素朴、とか垢抜けない、とかいろいろ言い方はありそうですが
間違いなく「現地に行って観ることに意義のある」民俗芸能です。
ホッホッホー。(鬼のかけ声)




ここから蛇足の道のりレポート。

JR千葉駅から総武本線で約70分、横芝駅で下車します。
改札を出ると、右手に小さな観光案内所、左手にタクシー乗り場のあるロータリーに出ます。
頒布されている地図をもらいがてら案内所で「鬼来迎のお寺まで歩けますか?」と聞いてみたところ
「歩けるよ〜30分くらいかな〜」
ちょっと迷ったのですが、この日は今にも降り出しそうな曇天で、かなり涼しかったので歩くことにしました。これが失敗

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稲穂が豊かだな〜、とかのんびり歩いていると、地元の農家のご婦人に声をかけられました。
婦「鬼来迎?駅からでしょ、遠いところたいへんねー」
私「30分くらいならそんなでもないですよ〜」
婦「え? あははは〜 30分じゃ無理よ〜小1時間かかるわよ〜」
私「!?」
婦「ねえ」
道の向こうにいたご婦人「あはは〜そうね〜」
私「ここまで来ちゃったのでがんばります…」
婦人ズ「がんばってね〜」


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30分くらい歩くとやっと唯一の案内が。


そしてやはりご婦人たちのいうとおり、30分ではまったくたどり着かず。
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そろそろ40分というところでやっとお寺が見えてきます。

でも40分ちょっとで着いたので…ま……いっか。

バスももちろんありません。
タクシーも空車は走ってません。
セレブにタクシーが正解だと思いました。

帰りもお寺まで呼び出さないと来ません。

wikiなどには「無料送迎バスあり」なんて書いてありますが、前日役所に問い合わせたところ「ありません」とのことでした。
来年行かれる方はバスの時間など変更になっているかもしれませんのでお問い合わせください。




当日、保存会が作成している冊子の販売がありました。

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発行・編集 虫生鬼来迎保存会
昭和54年7月発行
平成4年7月 第2版
25×26cm,50p 1000円です。

格段の詳しい解説、
三隅治雄の寄稿、
鬼来迎縁起の写し
などいろいろ入ってこのお値段。

通販はしているのかどうかよくわからないで、現地での購入がおすすめです。




いっぱい歩いて地元に帰って来て、友人と飲みにいったらやたら酔っぱらいました。

自分用メモですが

いいかげんこのブログもテンプレート的なものがないと読みづらくって仕方ない、ということにやっと気づきましたので、いちおう決めてみます。


開催情報


レポート


交通


資料


でいこうと思います。


相変わらす個人でファン活動、以上はできませんので琴線に触れる情報があったらもっと詳しい資料や公式サイトをご覧になることをお勧めします。


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Author:ノギ
獅子舞が好きな千葉県民。

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