馬橋の獅子舞

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馬橋の獅子舞
2016年7月16日 17:30〜21:00
千葉県 印旛郡酒々井町 馬橋1(香取神社)
JR南酒々井駅から徒歩約10分

馬橋の獅子舞は約300年前から伝承されているといわれる獅子舞で、五穀豊穣・区内安全・悪疫退散などを祈願して毎年7月第3土曜日に香取神社で演舞されます。
もとは神社、お寺、区長宅で演舞されていたようですが現在は香取神社だけになっているようです。

次第
獅子入場17:30
芝獅子 17:40−18:20
 ふっこみ
 雌獅子
 中獅子 
 よつあげ
 大獅子
 うたぶし
 神楽舞
 ちらし舞
馬橋区長あいさつ/鏡割り/休憩 18:20−19:00
へいそく獅子の舞 19:00−19:40
 ふっこみ
 雌獅子
 中獅子
 よつあげ
 うたぶし
 神楽舞
 ちらし舞
猿獅子の舞19:50−20:40
 ふっこみ
 うたぶし
 とうひゃら
 おかざき
 ひらとひら
 とひゃらぴー
 きさらづ
 すもう
 さんば
 ちらし舞
剣の舞20:40−21:00
 ふっこみ
 うたぶし
 剣の舞
 ちらし舞
獅子退場21:00−
(配布プログラムより引用)

ほとんどこの通りのスケジュールで進行します。遅れたり早まったりはほとんどありませんでした。





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無人駅JR南酒々井から徒歩約10分。あたりが自然豊かで日が落ちてからが心配




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神社の前でかわいい幟を発見。イラスト上手い。




2016mahashi04.jpg神社前の立て看板と配布されていたプログラム(A4 ふたつに折ってA5サイズ)。

千葉県の観光物産サイトで「17:00頃から」とされていたので
余裕も持って17時に到着。まだ始まっていません。

会場となる香取神社に次第の看板があり、印刷されたプログラムの配布がありました。
プログラムには「次第/「うたぶし」歌詞/「馬橋の獅子舞」歴史/会場図」が掲載されています。





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たいへんかわいらしい細身の狛犬(顔がいい)がお守りしている香取神社はこじんまりとした佇まい。
茣蓙の敷いてある拝殿前のスペースから鳥居のすぐそばまでが舞場になります。



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行道。
17:30になると大きな万灯に先導されて獅子、笛、太鼓らが神社へ。





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万灯が巨大。
小ぶりな鳥居に引っかかりまくってその存在感を鮮烈にアピール。





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続いて獅子たちが入場。
前に弓のようなものを掲げた人がいますが、弓の演目はありませんでした。
かつてはあったとかなのか、形式的な賑やかし道具なのかは不明。
(聞けばよかった。我ながらツメが甘いな)

先にも書きましたがプログラムの配布があるので予習なしでも楽しめます。

さらに要所要所で保存会の方による解説もあります。親切




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はじめに芝獅子が始まります。
ふっこみ」で頭を隠した三匹が一緒に演武した後、各獅子による一匹舞になります。





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左:雌獅子(紹介の声では「めえじし」に聞こえる)。
額に宝珠の飾り、角なし
右:中獅子。捻角に板状の額飾り。長方形が切れた感じ?

腕を体の前から横に振り伸ばす動作はご近所の「墨獅子舞」でもみられるものに似ているかも!






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左が大獅子。剣状の角に長方形の板状の額飾り。





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中獅子大獅子の舞い始めのときに幕をピンと張るこの動きがかっこいい。
と思うんだ。おすすめ。





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うたぶし
三匹での舞。歌がうたわれます。
歌詞は「ちはやふる 神の鳥居を 通るとき 忌もけがれも 地に伏しにけり」(配布プログラムより)





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神楽舞
大獅子による舞。神楽鈴(だと思う)を使った舞だから神楽舞?か?
座って体を前後に大きく揺らす動きがなんども繰り返されます。優雅。

見ているだけで私の腹筋が痙攣しそう。(運動不足か)




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ちらし舞
神楽舞から続いて大獅子によるソロパート。
終わると同時に両脇の中・雌獅子が駆け寄ってくるわ、クラッカーがならされるわと締めらしい舞。これでいったん獅子は休憩です。



この間に獅子舞見物仲間の方にお会いしたので雑談していると、保存会の方がビールと枝豆をくださいました。
とても美味しい。
さらにおこわとお赤飯もいただきまして「穀物をつまみにビールを飲む」という糖質ダイエット的なものからいちばん遠いところにある至福を堪能しました。
ごちそうさまです!






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そんなこんなしているうちに日が暮れる。
あたりは急速に暗くなり、ライトで照らされた獅子たちがかっこいい。
ここから「へいそく獅子の舞」がはじまります。






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中獅子/よつあげ



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神楽舞
 演目は先ほどの「芝獅子」と似たものが披露されていました。
ただ、こちらでは「中獅子」と「神楽舞」で大獅子と中獅子の2匹が演舞するのが見られました。





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やはり大獅子の「ちらし舞」で締め。
ここの大獅子、びっくりするくらい上手。
素人の私が見てもわかるくらい素晴らしい動きをなさる。

最高か


見ればすぐわかるのですが、どのくらい上手かというと
獅子頭が頭のっているんじゃなくて生えてるみたいに見えるくらい上手。
さあ、ご理解いただけますでしょうか。

大獅子さんは常に腰がしっかり落ちていて、脚は高く上がり、顎が上がらず、頭を絶えず振っているのです。
とても生き生きとした獅子の動きが見られるのです。

すごかろう。

この人と私が知り合いならぜったい自慢してまわるレベル





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いよいよ「猿獅子の舞」です。
獅子たちの舞手が交代したみたい。
赤い顔で白い頭なのが赤猿
白い顔で赤い装束なのが白猿
混乱しますでしょ。
私はしましたよ

笛の音からとったのか、不思議な演目名が並びます。




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獅子たちに混じって猿が踊るよ。
にぎやかだよ。





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ひらとひら
真ん中に人を挟んで赤猿と大獅子が踊ります。




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すもう
まさに相撲。赤猿が行司で中獅子と大獅子が相撲対決。

馬橋の獅子舞には雌獅子隠しがありません。
その代わりなのか雄獅子同士の争いが娯楽的な演目になっているようです。





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勝手も負けてもバンザイ。(勝ったのは大獅子でした)




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さんば
赤猿による、安産とか子宝祈願的な舞。
の、最後のシーンがこれ。

セクシーか

ここまで白猿は自由に境内を練り歩き
おもに女子供えをビビらせたりする仕事でたいへん多忙




やはり最後は大獅子による「ちらし舞」で締め。




剣の舞
大獅子による剣の舞。
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供えられた米と塩を両手に掴んで撒きます。


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刀で物は切らないようです。
最後は鞘にきちんと納める。





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そして大獅子による最後の「ちらし舞


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このときにぶん投げられる鈴。
だと思ったけどこれ、鈴じゃないですね。




とにかく馬橋の獅子舞は大獅子大活躍。

この時間には疲労だって限界だろうに、それでも上手い
周囲から声援が途切れない。


見ているだけの私も異常な高揚感と変な達成感みたいなもので胸がいっぱい。
せめて出来うる限りの拍手をしました。






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獅子退場。
どうやら右足を負傷したような大獅子。

鳴り止まぬ拍手。


このあと、万灯から抜かれた花が来場者に配られます。
私もいただきました。嬉しいです。


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帰ってから測ってみたら約145cm



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そして先がとんがっている。
これを持って電車に乗ってしまった。
先は露出しないように気をつけましたが。





今回は同じ酒々井町「墨獅子舞」のときの反省を生かして
小型だけど結構明るいライト(自転車とかにつけるもの)を持ち
荷物にリフレクターを付けて来ていたのですが
帰り道は思ったより暗くありませんでした。

駅から近いのもあるんですが、見通しの良い道路にかなり狭い間隔で明るい街灯が設置されています。

駅と神社の真ん中ほどにコンビニがあったりするのも便利。
会場に仮設トイレも設置されているので色々安心です。

夜で暑くないし、保存会の人は親切だし(若い人が多かった印象)
初めて見に行く人にもオススメしやすいです。


そしてお隣の「墨獅子舞」でもいつか猿獅子が見られるのを楽しみにしております。





おわり!
プロフィール

ノギ

Author:ノギ
獅子舞が好きな千葉県民。

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