西向天神社 例祭

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東新宿の西向天神社の例祭に鹿踊が出ると聞いて行ってきました。
はじめにお断りすると私自身、鹿踊については恥ずかしいほど勉強が足りておりません。
今回は「あんまりわからないけど興味のある人が見に行ったお祭りの記事」です。


なのでちゃんとした情報が欲しい場合には他にもブログなどにまとめていらっしゃる方がおりますのでそっちの方が断然良いです。ほんとに。


西向天神社例祭
2017年5月20日(土)
 里神楽10:00~18:00
 東京鹿踊・舞川鹿子踊(岩手県)18:00~19:30
5月21日(日)
 里神楽(終日)
東京都新宿区新宿6丁目21−1(西向天神社)



西向天神社は東京メトロ副都心線/都営大江戸線 東新宿駅のA2かA3出口から徒歩5分ほどのところにある神社。
初めて行くところだったので不安だったのですが

杞憂以外の何物でもない。

とてもわかりやすい。

新宿イーストサイドスクエアの階段上がってすぐ目の前にありました。
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仕事早めに切り上げて(働いた)17:30過ぎには東新宿駅に着いたのですが
すでに音が聞こえる。

うわあ、始まったちゃったか。
と思ったのですが音の主は里神楽。
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こっちも見たかったな。



しばらくすると、鳥居の外から鹿がやってきます。
鳥居の前で「鳥居ほめ
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お堂の前で「お堂ほめ
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「ほめ」っていい。



演舞は神楽殿の前で披露されました。

わー
いっぱいいるね。(三匹獅子舞とかに比べて)

壮観だね。(鹿)
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仲立(群のリーダー的存在。と理解している)の大口袴の裏。
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熊谷直実敦盛だそうです。

女鹿子には菊慈童が描かれているとのこと。(写真はないよ)

私のたいへん雑な理解は以下のとおり。
熊谷直実→元平家で源頼朝の御家人に転職した人。さらに出家もしちゃう。
平敦盛→笛が上手い。美少年。平清盛の甥っ子。
 →平家物語。物悲しい、もののふストーリー。
菊慈童→めっちゃ長生き。不老長寿バンザイ。
なるほど。(頭悪すぎか)

仲立が猛々しい武将のモチーフ、女鹿は吉祥のモチーフというのは雅。

MIYABI。

絵柄や色使いのようにデザインにおける「わかってもわからなくても楽しめる」部分ていうのはたいへん好きです。
もちろん自分はガッついて知りたがるんだけど、そこまで知らなくてもいいや、という人が知らないまんまでも楽しめるていうのはいいと思うんですよね。懐が深くて。


この日は「お堂ほめ」のあと、鹿踊体験のワークショップがあって
観客の中の有志が装束をつけたり踊ってみたりというのがあってけっこうほのぼのしたスタートでした。

ちびっこがフラフラしながら装束付けられているのを
おねいさんがたがキャーキャーいいながら写真撮りまくっていて
大人気でした。可愛かった。

「装束猛々しい+子どもかわいい」
というギャップ萌えみたいなもんかな、と思いました。

甘辛酸っぱいトムヤムクン美味い、みたいな。
(例えが下手すぎる)




そして始まる
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そうだった。鹿踊って跳ぶんだった。
まだ数回しか鹿踊は見たことがないのですが、その度に驚くのが跳躍。

跳ぶんだよ。
さすがに今回で脳髄に刻みました。

「鹿は跳ぶ」


ところで「650年前に落武者が伝えた」という言い伝えのある千葉県の三匹獅子舞(印西市八幡神社の獅子舞)も獅子が鹿だと言われているんだけど、跳びます。

「鹿は跳ぶ」



仲立の流し(背中の布の部分)に倶利伽羅剣と蓮。
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仏教寄りのモチーフに鹿踊の「鎮魂供養」の側面を思い出します。




激しく気になったわらじ。なにこの素材! ゴム? ウレタン?
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初めて見ました。(と思って以前撮った写真をよく見たらチラホラ履いている鹿と鬼がいた。)


ふつうの草鞋の鹿もいました。
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演舞のあとで聞いてみたら、ハイテクっぽい草鞋は
「ゴムわらじ」というもので鬼剣舞の人たちが履き始めたものらしいです。
岩手のお店で売っているものだとか。

グリップが効いて、手軽だし重宝されているそう。

へー。

ちなみにgoogleで検索しても1件しかヒットしませんでした。
これっぽい。


演目はメジシ隠しへ。
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この辺りから暗さで写真が全滅し始めます。


私の手元にはロバート・キャパの「ノルマンディー上陸作戦」よりも訳がわからない
ダメな写真しかないのでお伝えしづらいのですが

途中、一匹の鹿がビョンビョン踊り出てきてぐるぐると大きく旋回し
バチを地面に向けてそれを中心にしてぐるぐる回る
すこぶるかっこいい動きがあったのです。

こんなの。
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もう、伝わらないんでyoutubeとかで見て欲しい。



メジシのソロパート「海の門中(となか)」
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可憐。

群の中で一匹だけ角のないメジシ。
メジシが踊って歌う、静かな演目です。

「海の門中(となか)のおんまき鳥 波に揺られ 原が立ちそろ
 白鷺は立つと思えば立ちかねて 跡を濁さず 立てや白鷺 立てや白鷺」

て歌ってるんですって。

舞手の方は女性で、女声。お上手ですばらしかったです。




あっという間の演舞でした。
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ところで背中のササラ(白い長いの)は神籬だそうで
三匹獅子舞が腰によく差している幣束と同じ意味合いがあるそうです。

私はずっと鹿踊のこれが巨大なのは
「岩手は広いから神様が見つけやすいようにでっかくなった」
と思っていたのですが
(三匹獅子舞はけっこう神さまの近くでやるから見つけやすいのだと思っていた)

本当のところはどうなんでしょうか。

機会があったら有識者に問うてみたいと思います。

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